活動報告

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愛広会壱番館のさまざまな取り組みや活動の中からとびきりのトピックスを掲載しています

2013年9月の活動報告

 

調理レク

 

9月は2階で『ずんだ白玉』、3階では『紅白まんじゅう』を作りました。

 

 

『ずんだ白玉』は、白玉粉に豆腐を混ぜて食感をやわらかくし、

噛み切りやすくしました。今回ずんだ餡用の枝豆には、

冷凍のむき枝豆を使用しました。

 

皆さまには、枝豆の薄皮をむく作業を行っていただきました。

細かい作業でしたが、皆さま黙々と薄皮をむいてくださり、

あっという間に作業が終わりました。

「こんなぐらいなんてことない」と、細かい作業もお得意のご様子でした。

 

 

 

『紅白まんじゅう』作りでは、皆さまであんこを丸くし、そのあんこを

まんじゅうの皮で包む作業をしていただきました。

ご入居者の中には、「私、和菓子屋の娘だったから、よく作ったのよ」と

おっしゃる方もおられ、さすがに和菓子屋の娘さんだけあって、職人

さながらの手つきであんこを包んでおられました。

 

 

敬老会&文化祭を行いました!

 

9月11日に、敬老会と文化祭を行いました。

今年は、中国五節句のひとつ、重陽の節句にちなんだお祝いをしました。

古来、中国では、奇数が連なる日をお祝いする習慣があり、その中でも

9月9日は『重陽の節句』と定められ、不老長寿や繁栄を願ってお祝い

してきたとされています。重陽の節句の主役は『菊』とされ、

愛広苑壱番館でも菊にちなんだ行事や食事を計画しました。

 

9月9日?13日まで、お風呂に菊の花を浮かべた菊風呂を、ご入居者の

方々に楽しんでいただきました。紫色のかきのもとを使用し、花をそのまま

浴槽に浮かべて、普段の入浴とは全く異なった豪華な雰囲気を作りました。

「きれいだね?」「菊風呂なんて初めてだわ?」と、皆さまに大変ご好評でした。

 

 

敬老会では、長寿のお祝いとして、ご入居者の皆さま全員に、賞状を

お渡ししました。今年は、文化祭も同時に行ったので、皆さまに賞状を

お渡しした後、その額縁に花やリボンなどを飾り付けて、デコレーションを

施し、自分だけの額を作っていただきました。また、当日の昼食では、

黒塗りのお弁当箱にかきのもとを使った料理や天ぷらなどをご用意して

召し上がっていただきました。

 

 

 

文化祭では、作品作りとして、フロアごとに『秋』をテーマにご入居者の

皆さまに貼り絵の作品を作っていただきました。どのフロアの作品も

アイディアあふれる素敵な作品となり、多目的ホールに作品を展示させて

いただき、それぞれのフロアの皆さまに鑑賞していただきました。

他のフロアの作品を見られて、「他のところもきれいだね」「やっぱり

うちのところが一番だな」と、いろいろな感想をもたれていました。

 

 

今年初めての試みとして、敬老会と文化祭を同時に行いましたが、

催しが終了すると「楽しかったよ」と、皆さまからたくさんの笑顔があふれ、

その笑顔で職員もとても満足しているようでした。

2013年8月の活動報告

 

納涼祭を行いました!

 

8月8日と9日の二日間にわたって、納涼祭を行いました。

比較的涼しかった7月から、ようやく夏らしい季節になり、

夏祭りの雰囲気を少しでも味わっていただけるよう、

出店など工夫を凝らした納涼祭でした。

 

 

1階の多目的ホールでは、綿菓子とかき氷のブースを用意し、

特に綿菓子は出店で使われる本物の機械をレンタルして

施設長自ら綿菓子を作り、皆さまに召し上がっていただきました。

 

「綿菓子なんて子どものとき以来だわ」「かき氷、冷たくておいしい」

など、入居者の皆さまに大変好評をいただきました。

 

 

また、正面玄関の駐車スペースには、ヨーヨー釣りとラムネの

ブースを設けました。ヨーヨー釣りでは好きな色を釣り上げようと

必死になっていた姿がとても印象的でした。

 

当ホームでは、納涼祭を今年初めて行事として取り入れてみました。

出店で使う綿菓子機や紅白幕とちょうちんの飾りつけなど、普段

なかなか味わえない雰囲気を入居者の皆さまに楽しんでいただけたと

思います。

 

 

訪問ボランティア

 

8月は、野澤民謡ショーのボランティアの方々に来苑して

いただきました。曲に合わせて手拍子したり、一緒に歌ったりで、

入居者の皆さまにも笑顔がこぼれ、とても楽しんでいたご様子でした。

 

 

野澤民謡ショーの方々には、何度もお越しいただいておりますが、

毎回少しずつ変わった演目を披露していただき、大変楽しませていた

だいております。

入居者の皆さまも、次回の演目に既に期待が高まっているようです。

2013年7月の活動報告

 

調理クラブ

 

7月は笹団子を作りました。よもぎ粉をこねて、生地作りから始めました。

皆さんで力を合わせて生地をこね、できた生地をちぎって伸ばし、あんこを

包むといった作業を行っていただきました。

 

 

「昔は、笹団子なんて何百個も作って、よく親戚に送ったわ」「毎年よく

作ったわよね」とおっしゃる方も多く、皆さま手際よく笹に包んで

紐で縛る作業を行っていました。

 

職員も教わりながら作業を手伝いましたが、なかなか皆さまのようにうまくいかず、

特に縛る作業などは難しく、かえって足手まといになってしまいました。

長年作ってこられた皆さまの熟練の技には、到底かないませんでした。

 

蒸してできたての笹団子は、笹の葉のいい香りがして、ふっくらやわらかく、

皆さまおいしそうに召し上がっていました。

 

 

園芸クラブ

 

ゴーヤを収穫しました!!

梅雨が明け、照りつける太陽の陽射しを目いっぱい浴びて、すくすくと成長して

大きくなったゴーヤの収穫を行いました!

 

 

入居者の皆さまも、成長したゴーヤを見て「もうこんなに大きくなったの!?

あんなに小さかったのに!!」と驚いていました。

皆さまにハサミでゴーヤの茎を切っていただき、収穫の喜びを味わって

いただきました。

 

 

収穫したゴーヤは、浅漬けにして皆さまに召し上がっていただきました。

ゴーヤの中身をスプーンで取って細切りにする作業も、皆さまに行っていただき

ました。苗植えから水やり、収穫と、成長を共に見届けながら、皆さまで育てた

ゴーヤは、また格別おいしく感じられたようです。

 

 

子ども神輿がやってきました!!

 

近くの神社のお祭りがあり、町内の子どもたちがお神輿を担いで、当ホームに

来てくれました。当日は、子どもたちの来苑に、たくさんの入居者の方が

ホーム1階のエントランスに集まりました。

 

 

はっぴ姿の小さな子供たちを見て、皆さま優しい笑顔を浮かべられ、

「かわいいねぇ」と大喜びでした。

 

 

子どもたちから手作りの首飾りのプレゼントがあり、首にかけてもらうと

皆さまとってもうれしそうでした。

 

 

2013年6月の活動報告

 

調理クラブ

 

 

6月の調理クラブは、2階と4階で『アップルパイ』、3階で『ずんだ白玉』、

5階で『豆腐ギョーザ』を作りました。

 

 

アップルパイは、利用者の皆さまに『パイ生地作り』から行っていただきました。

生地をこねる力作業は、男性の利用者様の活躍で、あっという間に

出来上がりました。なかなか力のいる作業でしたが、こねた時の感触が

気持ちよかったようで、楽しんでいただけていました。

 

続いて、パイの中身のリンゴは、皆さまに皮をむいていただき、くし型にして

スライスしていただきました。それを煮ていると、ホール中にリンゴとシナモンの

いい香りが広がり、利用者の皆さまも出来上がりを楽しみにしておられました。

 

最後に、煮たリンゴを冷まし、パイ生地に包んでホットプレートで焼きました。

見た目はギョーザのようにも見えましたが、食べてみると、皆さま「おいしい」と

笑顔でおっしゃっていました。

 

 

 

3階フロアでは『ずんだ白玉』を作りました。

白玉は粘りをおさえ、触感が滑らかになるように絹豆腐を混ぜ合わせました。

『ずんだあん作り』では、利用者の皆さまに、茹でた枝豆をさやから出して

薄皮をむく作業をしていただきました。

 

茹でた枝豆を見て、「おいしそう、このまま食べたい」とおっしゃる方も

いらっしゃいました。むいた枝豆は、すり鉢でよくすり、砂糖と塩で調味して

”あん”にした後、器に盛り付けた白玉にトッピングしました。

 

 

 

5階フロアでは、『豆腐ギョーザ』を作りました。

ひき肉の代わりに豆腐を使用し、みじん切りにしたキャベツとネギを入れて

あんにしました。

 

5階の参加者の方たちは女性が多く、慣れた手つきですばやくみじん切りの

作業を行っていました。長年主婦をやってこられた皆さまにしてみたら、

なんてことのない作業のようでした。あんを皮に包む作業でも、皆さまきれいに

包んでヒダを作り、売り物のギョーザのような出来栄えとなりました。

 

 

園芸クラブ

 

愛広苑壱番館の花壇スペースに植えた花と、プランターに植えたミニトマトや

ゴーヤは、利用者の方々に声掛けをさせていただき、スタッフと一緒に

水やりを行っております。

 

 

ミニトマトとゴーヤは、日々成長しております。ミニトマトをご覧になった方は、

「もうこんなに赤くなったの おいしそうだね」と、成長を喜んで

おられました。ゴーヤも日に日に大きくなってきています。

 

 

外の空気を吸って日光に当たることで、気分転換にもなりますし、

野菜の成長を実感することで収穫までの楽しみももっていただけると思います。

 

今後も利用者の皆さまと一緒に、園芸クラブを充実させていきたいと思います。

 

2013年5月の活動報告

 

調理クラブ

 

今月は三色団子を作りました。

生地には豆腐を混ぜて噛み切りやすくし、赤・白・緑色の三色のお団子を作りました。

赤色には食紅を、緑色には抹茶を使い、色づけしました。

 

お団子は食べる際にのどに詰まる危険があるため、直径を1センチ程度の大きさにし、

皆さまにはお団子をそのサイズに丸めて串にさす作業を手伝っていただきました。

皆さまとても仕事がはやく、あっという間に丸める作業を終えていました。

 

 

出来上がったお団子には、きなこをかけて召し上がっていただきました。

とても柔らかくカラフルなお団子を、皆さまとてもおいしそうに召し上がっておられました。

ちなみに、飲み込みに危険がある方には、フルーチェを召し上がっていただきました。

 

 

 

園芸はじめました

 

愛広苑壱番館駐車場入り口の花壇スペースに、花の苗を植えました。

ペチャニアやロベリヤなど、色とりどりのカラフルな花が植えられ、愛広苑壱番館の

花壇スペースが華やかに彩られました。

 

 

花の苗と一緒に、ミニトマトとゴーヤの苗も購入し、利用者の皆さまから指導して

いただきながら、一緒に苗植えを行いました。花に詳しい方から育て方を教えていた

だいたり、ミニトマトがおいしく育つ方法なども伝授していただきました。

 

 

天気の良い日には利用者の方と一緒に水やりを行い、花と野菜の成長を日々感じて

いただいています。

 

今後も野菜が収穫できる日を楽しみにしながら、苗の成長を利用者の皆さまと共に

見守っていきたいと思います。

2013年4月の活動報告


『調理クラブ』

今月は、『ホットケーキいちごジャム添え』を作りました。

いちごジャムは市販のものではなく、いちごをカットするところから行い、それに
砂糖を混ぜたものを電子レンジで温めて、手作りのいちごジャムを使用しました。



ホットケーキは、ホットプレートを使い、利用者の皆さまに焼いていただきました。
大小さまざまな大きさのホットケーキが出来上がりました。

手作りのジャムは甘すぎず、いちごの甘酸っぱさが程よく残っていて、
ホットケーキにかけて食べると、とてもおいしかったです。
利用者の皆さまからも大好評でした。


お花見に行ってきました

4月は『お花見レクリエーション』を行いました!
歴史博物館みなとぴあや鳥屋野潟公園、チューリップ畑など、当日の天候を見ながら
行ける場所を決めてお花見を楽しんでいただきました。



今年は寒い日が続いたため、外には出ずにドライブがてら車の中から眺めて
いただくことも多かったです。



みなとぴあでは、満開の桜を鑑賞しながら、おやつを召し上がっていただきました。
「桜、きれいだねぇ」、「やっと少し春らしくなってきた」と、桜を鑑賞して、皆さま
春の訪れを実感していらっしゃいました。



2013年3月の活動報告


『調理クラブ』



今月は関東風桜餅を作りました。クレープより少し厚い生地をホットプレートで焼き、

その生地であんこを包み、最後に桜の葉で包みました。

生地を均等な暑さに焼く作業が難しかったようですが、ひとりの利用者の方がお玉で
生地を流し入れ、もうひとりの利用者の方がスプーンで程よい薄さに広げるという
共同作業で作っていくと、あっという間にたくさんの生地ができあがりました。

あんこを包む作業も桜の葉で包む作業も皆さんで協力しておこない、店頭で売っていても
おかしくない出来栄えの桜餅がたくさんできあがりました。

「花見しながら食べたいわ」「春だね」と、できあがった桜餅を召し上がりながら、皆さま
春を感じていらっしゃるようでした。

『絵手紙クラブ』


3月は梅と桜餅の絵を描きました。

「これ何色?どの色をつけたらいいかな?」と、皆さま花びらや桜餅のピンク色を
作るところで苦戦されていましたが、それぞれ好みの色合いのピンク色を塗られていて、
完成した作品を並べてみると、とても華やかで春らしい作品に仕上がりました。

『3月の訪問ボランティア』?


今月は、万代太鼓のボランティア『飛龍会』の方たちに来ていただきました。
ハッピに足袋、頭にはねじりハチマキと本格的な衣装で登場され、大人の方に
混ざって小学生の子どもたちも同じ衣装で参加していました。



長さ1.7mほどの大きな太鼓が準備されると、利用者の皆さまも「おっきい太鼓だね?」と
見慣れない大きさの太鼓に大変驚かれていました。

演奏が始まると、太鼓の音が部屋中に響きわたり、かなりの迫力で皆さま圧倒されていました。
普段耳が遠い利用者の方もよk聞こえたようで、集中して演奏を見ていたり、寝たきりの方も
手拍子をしたりと、普段なかなか見られない反応をされる利用者の方たちもいらっしゃいました。

2013年2月の活動報告


『調理クラブ』

2月は、豆腐トリュフを作りました。
バレンタインの時期でもあったので、チョコレートのお菓子を作りました。
板チョコを細かく刻む作業はなかなか重労働でしたが、男性陣の活躍もあり、
とても細かく刻んでいただけました。



豆腐は、ミキサーでペースト状にし、溶かしたチョコレートと混ぜ合わせました。
生クリームを使用していないので、とってもヘルシーです。
それを冷蔵庫で冷やし固め、丸めて形を作り、ココアパウダーをふりかけて
完成しました。つまんでいるだけでも溶けてしまいそうなくらいやわらかく、
皆さま「おいしい」と喜ばれていました。

「昔はバレンタインなんてなかったわ」「お菓子作りも楽しいね」とおっしゃりながら、
チョコレート作りを楽しんでおられました。

『絵手紙クラブ』


2月は、鬼や恵方巻、苺やお雛様の絵を描きました。
ひとりの利用者の方が恵方巻の絵と一緒に「たべたい」と文字を書いていました。
まさに今の感情を盛り込んだユーモアあふれる作品となり、まわりの利用者の方々の
共感を得ていました。作品を見てもどれもおいしそうな恵方巻が出来上がり、
いまにもかぶりつきたいくらいでした。

『2月の訪問ボランティア』


今月は、入船小学校3年生の皆さんに来ていただきました。
今回は、昨年お相手していただいたお礼というかたちで、小学生が考えた
レクリエーションを利用者の皆さんと一緒に楽しむという内容でした。

歌や子どもたちの得意な縄跳びの技を披露したり、じゃんけん大会なども行い、
利用者の皆さまも参加して、皆さまで楽しまれていました。



毎回いろいろな遊びを披露してくれる子どもたちに、利用者の皆さまも笑顔が
絶えませんでした。
「次はいつ来るの?」と小学生の訪問を心待ちにされている利用者の方もおられます。
今後も地域の子どもたちとの触れ合いの場を大切にしていきたいと思います。

2013年1月の活動報告


『調理クラブ』


1月は『豆腐餃子』を作りました。ひき肉の代わりに豆腐を使用し、みじん切りにした
キャベツとネギを加え、よくこねてあんにしました。



あんを皮で包む作業では、慣れた手つきで次々と包んでいかれる方や、うまく形が
作れず小龍包のように丸く包む方もいて、様々な餃子ができあがりました。
包み終わった餃子はホットプレートで焼いた焼き餃子と、鍋で茹でて水餃子にして
皆さんに召し上がっていただきました。

ひき肉を使わなくても美味しくヘルシーな餃子ができ、皆さま口々に「美味しい!」と
とても好評でした。

『絵手紙クラブ』

今回の絵手紙クラブでは、節分が近いということで豆まきや鬼の絵を描きました。
鬼の絵は描きやすかったようで、普段あまり絵に興味のない方も驚くほど集中して
描いていらっしゃいました。恐い形相の鬼や、にこやかな表情の鬼に、赤・青・黄など
多彩な色使いで、皆さま独自の鬼を描いていらっしゃいました。


皆さま、今から節分を楽しみにしているようでした。

『1月の訪問ボランティア』

1月は新年会を行いました。
昼食には新年のお祝いということで、お寿司やのっぺなどの行事食を召し上がって
いただきました。「やっぱり寿司はおいしいね」「のっぺんなんて久しぶりに食べた」と、
いつもとは違う食事に皆さま大変喜ばれていました。




午後からは、民謡ボランティア『きずなの会』の方々が来られ、歌と踊りを披露して
くださいました。『佐渡おけさ』や『花笠音頭』を三味線と太鼓で演奏してくださり、
それに合わせて踊りを披露してくださいました。三味線と太鼓の演奏が正月らしさを
演出し、利用者の皆さまも正月気分を味わっていらっしゃいました。




踊りが終わった後は、スタッフと利用者様が一緒になって福笑いをしました。
利用者の方に。目隠しをしていただき、声掛けを職員で行いました。
次々と面白い顔ができあがり、皆さま大爆笑の連続でした。

今回の新年会ではいつもは参加されない利用者の方々も参加され、踊りや福笑いを
見られ、表情良く過ごされていました。一年の始まりを笑ってスタートすることができ、
皆さまに楽しんでいただけた新年会となりました。

2012年12月の活動報告


『調理クラブ』


今月はうどんを作りました。
あらかじめこねてある生地を、麺棒で伸ばす
作業から始めました。
「昔よく作った」とおっしゃっていた入居者様の
作業を見ると、とても慣れた手つきであっという
間に生地が均一に伸びていました。

伸ばした生地を切る時は、包丁をあまり使ったことのない男性の入居者様が、
とても慎重に均一に切っておられました。

できあがった麺を野菜がたっぷり入ったつゆで煮込み、野菜うどんとして
召し上がっていただきました。若干、うどんの太さに違いはありましたが、皆様
「手作りはやっぱり美味しいね」と、その美味しさを噛みしめておられました。 ?

『絵手紙クラブ』



12月は雪だるまと、次の干支が巳年ということでヘビの絵を描きました。

「来年は巳年なんだね。私は酉年よ。」と干支から自分の生まれた年の話で盛り上がって
いました。12月に新しく入居された方も参加され、最初は「描けないわ」とおっしゃりながらも、
いざ筆を持つとスラスラと描かれ、あっという間に2枚の作品を描かれていました。
完成した作品と一緒に写真を撮るとニコニコと笑顔がこぼれていました。

最初は乗り気でなくとも、描き始めると気分が乗り、上手に描かれる方が多いのが
『絵手紙クラブ』のひとつの特徴です。

皆様が参加できるよう順番に声掛けをさせていただき、あまり乗り気でない方も
職員の声の掛け方で参加していただくことも増えてきております。作品を完成させることで
得られる達成感や満足感を感じて楽しんでいただけるよう、今後も入居者様の負担に
ならない範囲で参加者を募りたいと思います。

入居者様の愛広苑壱番館での生活がより充実したものになるようお役に立てれば幸いです。


『12月の訪問ボランティア』



12月4日に2度目となる入船小学校の児童たちの訪問がありました。
小学生たちと入居者様の皆様でできる遊びを考え、みんなで楽しめる双六を持ってきて
もらいました。やはり勝負事ということで皆様真剣になり、小学生たちと入居者様ともに
サイコロの出目を競い合って大変盛り上がりました。

また、小学生たちから人生の先輩である入居者様への質問を考えてきてもらい、
「質問コーナー」の時間を設けました。
「昔の給食で、何が好きでしたか?」の問いに「昔は給食なんてなかったよ」と答えると、
小学生たちはびっくりしていました。昔と今で大きな違いがあることに驚き、人生の先輩方から
いろいろな話を聞けて貴重な体験ができたようです。

入居者様も遊びや会話を通して小学生たちとたくさん触れ合うことができ、普段なかなか
見られない、孫と接しているときのおじいちゃん、おばあちゃんの表情になっておられました。

入船小学校の皆さんには、是非、また遊びにきていただき、交流を深められたらと思います。


『門松をつくりました』


新年を迎えるにあたり、愛広苑壱番館で門松を作ってみました。
材料を調達し、竹を切って飾りつけ、愛広苑壱番館オリジナルの門松が完成しました。



作成過程では入居者様にも参加していただき、竹を切る作業などを手伝っていただきました。
竹の切り方やこもを縄で縛るときの男縛りなど、入居者様にしかわからない技術や知識を
教えていただき、とても勉強になりました。

作業工程を見学された入居者様も「昔はよく作った」「一気に正月気分になったね」などと
おっしゃっていました。皆様にとってより良い年になるよう願いをこめて、入居者様と職員が
共同で作成しました。