活動報告

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愛広会壱番館のさまざまな取り組みや活動の中からとびきりのトピックスを掲載しています

2012年12月の活動報告



『調理クラブ』


今月はうどんを作りました。
あらかじめこねてある生地を、麺棒で伸ばす
作業から始めました。
「昔よく作った」とおっしゃっていた入居者様の
作業を見ると、とても慣れた手つきであっという
間に生地が均一に伸びていました。

伸ばした生地を切る時は、包丁をあまり使ったことのない男性の入居者様が、
とても慎重に均一に切っておられました。

できあがった麺を野菜がたっぷり入ったつゆで煮込み、野菜うどんとして
召し上がっていただきました。若干、うどんの太さに違いはありましたが、皆様
「手作りはやっぱり美味しいね」と、その美味しさを噛みしめておられました。 ?

『絵手紙クラブ』



12月は雪だるまと、次の干支が巳年ということでヘビの絵を描きました。

「来年は巳年なんだね。私は酉年よ。」と干支から自分の生まれた年の話で盛り上がって
いました。12月に新しく入居された方も参加され、最初は「描けないわ」とおっしゃりながらも、
いざ筆を持つとスラスラと描かれ、あっという間に2枚の作品を描かれていました。
完成した作品と一緒に写真を撮るとニコニコと笑顔がこぼれていました。

最初は乗り気でなくとも、描き始めると気分が乗り、上手に描かれる方が多いのが
『絵手紙クラブ』のひとつの特徴です。

皆様が参加できるよう順番に声掛けをさせていただき、あまり乗り気でない方も
職員の声の掛け方で参加していただくことも増えてきております。作品を完成させることで
得られる達成感や満足感を感じて楽しんでいただけるよう、今後も入居者様の負担に
ならない範囲で参加者を募りたいと思います。

入居者様の愛広苑壱番館での生活がより充実したものになるようお役に立てれば幸いです。


『12月の訪問ボランティア』



12月4日に2度目となる入船小学校の児童たちの訪問がありました。
小学生たちと入居者様の皆様でできる遊びを考え、みんなで楽しめる双六を持ってきて
もらいました。やはり勝負事ということで皆様真剣になり、小学生たちと入居者様ともに
サイコロの出目を競い合って大変盛り上がりました。

また、小学生たちから人生の先輩である入居者様への質問を考えてきてもらい、
「質問コーナー」の時間を設けました。
「昔の給食で、何が好きでしたか?」の問いに「昔は給食なんてなかったよ」と答えると、
小学生たちはびっくりしていました。昔と今で大きな違いがあることに驚き、人生の先輩方から
いろいろな話を聞けて貴重な体験ができたようです。

入居者様も遊びや会話を通して小学生たちとたくさん触れ合うことができ、普段なかなか
見られない、孫と接しているときのおじいちゃん、おばあちゃんの表情になっておられました。

入船小学校の皆さんには、是非、また遊びにきていただき、交流を深められたらと思います。


『門松をつくりました』


新年を迎えるにあたり、愛広苑壱番館で門松を作ってみました。
材料を調達し、竹を切って飾りつけ、愛広苑壱番館オリジナルの門松が完成しました。



作成過程では入居者様にも参加していただき、竹を切る作業などを手伝っていただきました。
竹の切り方やこもを縄で縛るときの男縛りなど、入居者様にしかわからない技術や知識を
教えていただき、とても勉強になりました。

作業工程を見学された入居者様も「昔はよく作った」「一気に正月気分になったね」などと
おっしゃっていました。皆様にとってより良い年になるよう願いをこめて、入居者様と職員が
共同で作成しました。